令和3年介護報酬改定に伴いLIFEが導入され、ご質問も多く頂いてます。今回はLIFEに関する『LIFEへの入力方法』『介護記録のシステム導入』についてご紹介します。
ご質問の中には、
LIFEは計画、記録、請求が一気通貫のはずなのに、うちの施設は計画、記録が以前の内容のままで、評価に基づく内容にもなっていません。このまま請求し続けると不正請求になるのではないかと怖いです。
介護老人福祉施設 看護主任
このような現場の声も聞かれていますので、LIFEの導入に基づく情報共有などに、ご活用頂ければ幸いです。
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目次
LIFEへ入力すべきデータの範囲
LIFEへ入力すべきデータについて
LIFEのデータの入力は、取得しようとしている加算の種類によって異なります。
施設・事業所の利用者全員分を入力するのか、利用者ごとの入力となるかは、加算の要件を確認して下さい。
LIFEでは、ADL等、栄養状態、口腔・嚥下機能、認知症等の心身状況のデータを入力項目として30項目が基本的な入力項目として位置づけら、厚生労働省から200項目が示されています。加算ごとに入力すべき項目が定められていますので、「加算要件」、「加算別のLIFE様式」の確認が必要です。
LIFEにおいての自由記載欄について
LIFEは、計画書の等の様式には自由記載欄があります。
これらは厚生労働省の情報収集はされませんが、ケアプランや計画書の見直しには、利用者にどうか関わり、結果どうだったのかは、多職種連携の重要な情報になります。
厚生労働省には必要ないから記載しないで良いのではなく、介護の質の向上には必要です。
LIFEへの記録の入力について
LIFEの記録は、通常の記録の記載のように毎日関わった職員が入力をされた方が、一部の職員に負担がかかることなく、全職員でLIFEに関わることが出来ますので、あらかじめ入力のルールを決め、適切に入力が出来るようにして下さい。
LIFEにデータ入力する方法について
LIFEへの利用者の基本情報の登録(介護サービス利用者登録)と、毎回のケアや状態に関するデータの入力(様式登録)を行います。
- 介護記録システムによって記録した介護記録をCSVのデータ形式に変換し、PCを通じてLIFEへ取り込む「CSV取り込みによる登録」という方法
- LIFEのサイト上で手入力によって行う「入力フォームからの登録」という方法
があります。
研修でもシステム会社の対応が間に合わずに手入力され、大変なご苦労が伴ったと聞いています。
現在、LIFE対応の準備中や今後対応を検討される法人も多いと把握をしていますが、職員全員でスムーズにLIFEが始められるように準備に時間をかけられた方が良いです。
LIFEにデータを手入力する場合について
LIFEにデータを手入力する場合
記録用紙に基づいてパソコンでLIFEのサイトに直接手入力となりますが、従来の記録の用紙のままだと、項目に記載された内容を抜粋し、LIFEのサイトで入力を行う際、混乱を招きますので、あらかじめLIFEに合わせた記録の内容に見直しをご提案しています。
LIFE対応していない介護記録システムを使う場合
PCで入力したデータ又はモバイル端末からPCに送られてきたデータ内容を一度紙に印字して、LIFEにデータを入力する手順と同様に行います。
LIFE対応の介護記録システムについて
利用している介護記録ソフト、導入しようと検討されている介護記録ソフトが、LIFEに対応かどうかは、その介護記録システムの会社に確認が必要です。実際LIFE対応とシステム会社が言っていても、LIFEの参考様式を基にシステム会社の様式を確認してみないとわかりませんのでご確認下さい。
LIFE対応の介護記録システム導入の費用について
私が役員を務める会社でも経験していますが、介護記録システムをどの規模で導入するかも確認が必要です。
導入機に施設内のインターネット接続環境を再整備し、各職員にモバイルの記録機器を持たせることとするかどうかなどによっても変わりますので、介護システム会社等とご相談された方が良いです。
WEB会議でも良くあることですが、過去に整備したインターネット接続環境が今の時代に即しおらず。フリーズの経験された方もおられると思います。
それが業務の作業効率の妨げになっていますので、インターネット接続環境も確認して下さい。
介護記録システム導入の公的な補助について
IT導入補助金はじめICT関連補助金が自治体による補助金があります。補助金により活用出来る内容も異なりますので、介護システム会社へご相談下さい。
LIFE対応の適切な介護記録のシステムも確認し、LIFEを効率的に活用しよう!
4月から介護記録の施設内研修にお邪魔した際に「うちはLIFEを入れています。」というお声を聞かれても、実際、LIFEについて施設ケアマネジャーはじめ現場の方々がそもそも理解をされていない、「介護記録システム会社がLIFEの対応が間に合わずに、導入が遅れた。」というお声も伺っています。
LIFEの活用により、利用者一人一人、施設・事業所のケアの振り返りが出来、それらが質の向上につながりますが、それには施設・事業所の仕組み作りが重要になりますので、全職員で対応できるように環境整備をされて下さい。
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