介護職の方必見!オムツ交換の心構えから手順・ポイントを紹介

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介護職の方必見!オムツ交換の心構えから手順・ポイントを紹介

介護の仕事に就いていると、職場から「個人目標」の提出を求められることがあります。なんとなく「こうなりたいな」という介護士像が自分の中にあっても、改めて書いて示すとなると何を書いてよいのかわからないという方も多いでしょう。

「個人目標」を設定するためには単に「○○の資格を取る」「○○になりたい」といっただけではなく、より具体的に目標を掘り下げていく作業が必要です。「個人目標」を立てるメリットと目標の立て方について、具体的な例文や失敗例を交えてわかりやすく解説していきます。


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オムツ交換をするときの心構え

排泄は全ての人に起こる生理現象ですが、介護職に就いて間もない方の場合、苦手意識を持っている方もいるでしょう。オムツ交換は介護者だけではなく、介護される側の要介護者にとっても精神的な負担が大きいことを忘れてはいけません。相手の自尊心に配慮し、短時間でオムツ交換を済ませれば、介護者と要介護者の双方が気持ちよくなるはずです。このようにできる限り精神的負担を減らせるように工夫して、スムーズなオムツ交換をすることが大切になります。

また、現実的な問題として、適切なオムツ交換を行わないと悪臭やかゆみ、かぶれなどの不快症状を引き起こしてしまいます。特に臭いに関しては介護される本人だけではなく、一緒に生活する入居者さんや、家族までも不快な気持ちにさせてしまいます。そのような意味でも、オムツ交換は適切に行いましょう。

最初は抵抗感があっても、回数を重ねるごとに慣れていきますし、介護する側とされる側の信頼関係も少しずつ強くなっていきます。しっかりとした信頼関係が構築されれば、オムツ交換もしやすくなるでしょう。

オムツ交換に準備するもの

  • 介護用エプロン
  • 使い捨て手袋
  • ティッシュペーパーなど
  • ビニール袋
  • オムツ、パッドなど
  • 新聞紙、ケアシーツなど

オムツ交換のときに必要な道具はいくつかあります。
まず、用意すべきものは、介護用のエプロンです。介護用のエプロンはオムツ交換の際、利用者さんの排泄物が衣類に付着するのを防いでくれます。衛生面を考えると、使い捨てのものが望ましいでしょう。次に必要なのが使い捨て手袋です。手袋は排泄物で汚れる可能性が高いので、オムツ交換のたびに捨てるようにします。素材はいろいろとありますが、洗剤や漂白剤などに強いプラスチックやビニール手袋が最適です。

ティッシュやトイレットペーパーも当然必要になるでしょう。利用者さんの洗浄をする前にティッシュやトイレットペーパーで拭いておくと、その後の作業がスムーズになります。また、ビニール袋を併せて用意しておけば、使用済みのものをすぐに捨てられます。新しいオムツや尿取りパッドもすぐ使えるように準備しておきましょう。交換のとき手元に置いておけば、効率よく作業できます。最後に忘れてはいけないのが、新聞紙やケアシーツです。交換のとき、ベッドやシーツを汚さないように利用者さんの下に敷いて使用します。また、新聞紙は使用済みオムツを捨てるときなどにも重宝します。

陰部洗浄に準備するもの

  • 陰部洗浄用のお湯(陰洗ボトル)と石けん
  • 陰部清拭用のタオル

陰部洗浄に必要なものは、お湯とタオルです。お湯で利用者さんの陰部を洗い、タオルで拭くようにします。また、ベッドで陰部洗浄をするときは、お湯を入れるための陰洗ボトルもつくるとよいでしょう。陰洗ボトルは空のペットボトルの上部に穴を開ければ、簡単につくれます。ボトルの中にお湯を入れた状態で下に向ければ、簡易的なシャワーのように使えるというわけです。お湯の温度に関しては、ぬるま湯程度の熱さになるようにしましょう。利用者さんに使う前に自身で温度を確認しておけば、安全です。ポットのお湯しかないときも、先に水を入れてからお湯注ぎ、温度を調節するようにします。

清拭用のタオルはそのまま使ってもよいですが、適度な熱さのお湯で濡らして硬く絞ってから拭いてあげると、利用者さんも気持ちよいはずです。そのため、熱いお湯があるときは、洗面器に入れて一緒に持っていきましょう。

オムツ交換の手順

オムツ交換のときはまず、必要な道具を準備しておきましょう。全てそろったら、手袋とエプロンを装着してオムツ交換を始めます。

交換のときは予めケアシーツや新聞紙を広げて敷いておき、オムツを外します。外したら綺麗に陰部洗浄をしましょう。オムツを外すときや陰部洗浄のときは、仰向けの姿勢になってもらい、介助しやすい高さにベッドを調整しましょう。洗浄後は水分をしっかりと拭き取ってあげることで、蒸れやかぶれなどのトラブルを回避できます。さらに、要介護者の状態によっては、保湿クリームなどを塗ってあげるとより効果的です。

洗浄後は新しいオムツに交換するので、利用者さんに横向きになってもらいます。横になってもらったら、新しいオムツをお尻の下に敷いていきましょう。腰元まで覆えるように大きく広げ、身体の真ん中の位置にオムツを置くようにします。最後に仰向けの姿勢になってもらい、位置を調整しながらテープを止めれば完成です。テープの締め付け具合は指一本入るくらいが理想なので、上手く調整しながら止めるようにしましょう。

オムツ交換の注意点

オムツ交換には、いくつかの注意点があります。

1つ目は、衛生面に注意するということです。
陰部など、デリケートな部分は汚れた手で触れないようにしましょう。特に注意が必要な点として、便が尿道に入って感染症を引き起こすパターンがあります。尿道に便が入る一番の原因は、陰部洗浄と清拭のとき、お尻から尿道側へ拭いてしまうからです。女性は特に尿道と肛門は近い位置にあるため、便が付着する原因となるのです。そのため、利用者さんの陰部などを綺麗にするときは、尿道側からお尻のほうへ拭くようにしましょう。

2つ目は、利用者さんの健康状態に気を配るのも大切です。
たとえば、オムツ交換のとき、排泄物に異常がないかさりげなくチェックしておくとよいでしょう。また、寝たきりの要介護者の場合、皮膚状態をチェックするのも忘れてはいけません。寝たきりの状態だと床ずれを起こしやすいので、介護者が定期的に状態を確認する必要があるのです。オムツ交換時に毎回チェックしていれば、異常があったときもすぐに気付けるはずです。気付かずに放置したままだと、状態が悪くなってしまう恐れがあります。

3つ目は、利用者さんの自尊心やプライバシーへの配慮です。
オムツ交換は利用者さんにとっても負担の大きなケアです。そのため、介護される利用者さんの負担を軽減し、自尊心を傷つけないよう、思いやりを持って行いましょう。
具体的には、常に声をかけてあげると安心します。その際「オムツ」という言葉に羞恥心を難じる利用者さんもいらっしゃるので、言葉選びにも注意が必要です。
オムツを外すときやお湯をかけるときは、事前に伝えることで安心してもらうのです。また、同様にお湯が適温かどうか、拭き足りないところは無いかなども聞いてみましょう。こちらから積極的に声をかけることで、信頼関係を築くコミュニケーションにもなるはずです。

排泄のタイミングを調整しよう

利用者さんの身体の向きを変えるなど、繰り返し行うオムツ交換は体力を使う作業です。必要なときは積極的にするべきですが、なるべく1日の回数を減らして負担を少なくすることも考えなければいけません。

特に夜間のオムツ交換は十分な睡眠が確保できない原因となるため、利用者さん自身も体調を崩してしまう可能性があるのです。夜間のオムツ交換回数を減らすための方法としては、水分摂取のタイミングや量を加減するとよいでしょう。たとえば、夜寝る前に大量の水分を取ることは控えてもらうようにします。このようにするだけで、夜間のオムツ交換回数を減らすことができるでしょう。

ポイントをおさえてオムツ交換を行おう

オムツ交換には正しい手順やポイントがいくつかありましたが、理解できたでしょうか。介護の仕事を始めて間もない方など、オムツ交換を負担に感じ、苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それは介護する側だけではなく、介助される利用者さんも同じです。その気持ちを理解しすることが大事です。利用者さんのの負担とならないように、要領よく思いやりを持ってオムツ交換をしましょう。